お産について

1月15日イトちゃん、1月20日オトちゃんが出産しました。

イメージとして、犬のお産は安産だと思われてる方がほとんどではないでしょうか。決して、そんなことはありません。小型犬は、体も小さく、お腹のキャパも小さい分大きくなりにくいです、なので仔犬が小さかったり、また、1匹だけで大きくなりすぎてお産が難産になったりします。また、亡くなるケースもあり。先ずは、何らかの原因で死産で生まれて來る、次にあまりにも小さい場合は、自力で母乳が飲めない子もいます、その場合3時間おきに哺乳をし体重を測ります飲んだ後は増えますが、排尿後は落ちます、グラフにしてみると、少しずつでも増えていけば、助かりますが、だんだんと、減っていく場合は、途中で力尽きます。また、離乳食が始まった頃に体重が落ち始める事もあります(固形物が呑み込めない)などなど、有りますが。私達は、全力で、お産をサポートします、出来るだけお母さんに負担を掛けない様に、生まれてきた仔犬は、幕を破り、刺激を与えて鳴き声を聞きますそれから、へその緒を結び、胎盤と繋がっている緒を切ります、その後、産湯で綺麗に洗います、ドライヤーでしっかり乾かして体重を測ったり、体のチェックをして、ペットヒーターの上に置きます(お産が終わるまでお母さんには戻しません)全ての仔犬が生まれたら、お母さんのところに返します。お産が始まるのは、大体夜中から朝方までかかります(頭数により変わります)1匹尾まれてから次に生まれるまで15分から2時間ぐらいかかります。オトちゃんの場合は、2匹間から3匹迄7時間あきました。日口にお産と言っても毎回違ったりします。毎回全力で臨みます。みんな元気で育ってほしいと思いながら毎回、頑張ります。大変な思いをして、生まれてきた仔犬は超エリートですね。すくすく元気に育ってください。お母さん大変お疲れ様でした。

 

冬になる前に

段々と、冬に近づいて来ました。朝晩は、かなり寒くなりましたね、小型犬のわんちゃんは寒がりです。意外とヒーターの前に居たりします。朝気温が下がり、暖房を点けていないと、お腹が冷えたりして軟便になったりします。夕方には、治りますが整腸剤などを与えて早く元に戻してあげましょう。仔犬の時は、ペット用のヒーターがありますので、朝晩気温がさがる時に使い、暖房を点けてお部屋が暖かくなった時点でOFFにして、うまく使いましょう。仔犬の時は特に、体温を奪われることは、大変危険です。1歳を過ぎますと、体重も増えて脂肪もついてくるので、気温差に段々と耐えれる様になってきます。トイプードルなどの長毛犬は、雪遊びをすると、毛に雪が絡み、小さな雪球が体に沢山付きます、そうすると、そのままお風呂で洗い流さないといけませんので要注意ですね。

肛門腺について

肛門腺、トリミングの時に、肛門腺絞りをします。わんちゃんによってはあまり出ない子もいます。絞った後は、肛門を刺激されるので、お尻を床にこする事があります。そもそも肛門腺とは何か、自然界ではわんちゃんは、群れで生活をしています。住処を他の動物に知られない様に、住処より遠くに行ってウンチをします、その時に匂いを付ける為に肛門腺から分泌物が出る様になっています。(群れを敵から守る為)わんちゃんもペット化して群れを守る必要がなくなり分泌物が出にくくなってきています。そうすると、肛門の近くに袋があり、そこに分泌物が溜まってきます、そうすると床にお尻を付けて溜まった分泌物を出そうとします、(かなりの匂いがします)ので定期的に絞ってあげないといけません。一般の飼い主様がこれをするのは、とても危険な事です。袋は体の中にあり見えませんので、適当に、いつまでも(出るまで)絞っていますと、袋が中で破れる事があります。ペットショップやサロンで定期的に絞ってもらいましょう。

仔犬の成長期

仔犬の時は、日に日に成長し大きくなってきます。最初はお母さんの母乳だけで育っていきます(まだ、目も開いてなくても、お母さんのおっぱいを求めてハイハイして行きます)生後、30日を過ぎた頃から離乳食を与えます。(母乳と混合)ウェットの缶詰を温めて少しずつ増やしていきます、次にフードをふやかします。はじめは5gからスタート、徐々に増やして(お腹がふっくらするくらい)15g~20gあたり50日くらいから(親離れを始めます)60日で親離れが完了するようになぜならいつまでも母乳を吸っていると、フードをあまり食ですねべなくなります、またお母さんも仔犬に栄養を取られなかなかお産前の体重に戻れません。お産の後は、ガリガリになったりします。仔犬は自分で食べて、一人で寝て自立していくことが大事です。(新しい家族の所には、もう、お母さんはいません)当店では、1歳までは、おやつ禁止ですなぜならば、おやつを与えるとおやつばっかり欲しがりフードを食べなくなります、1歳で人間でいう20歳なので、ここまでは、しっかりと体を作らなければいけません1歳までに、病気になったり、怪我をしたりしますと後々問題が起きる可能性があると言われとぃます。しっかり食べてしっかりお散歩をする事が健康を維持することになります。小型犬は生後8ヶ月で体高、体長がその子の成犬の大きさになると言われています。6ヶ月くらいまではすくすくと成長して後は少しずつ大きくなっていきます。あまり太らせず(体重が重いと、足腰に負担がかかりヘルニアの原因になったりします)毎日のブラッシングや歯磨きの時に体を触り観察しておきましょう。当店では、お買い上げいただいたわんちゃんは定期的に(トリミング時に)発育チェックを実施していますプロの目から見た判断で適切なアドバイスをさせて頂いています。

幼犬時の事故について

幼犬時の事故について、幼犬の時は、怖いもの知らず、また、興味本位で、通常では考えられない事を平気でしたりします。事故で一番多いのは骨折で、1歳から2歳までが多く、特に1歳までは要注意です。ソファーの上から飛び降りたり、抱っこしている時に飛び降りたり、怖いことがまだ分からず、そこに行きたいと思えば何のちゅうちょもないまま、飛んで行ってしまいます。本人はまるで悪気はなく、そこに行きたいから行くだけの事なので、飼い主様が、十分は注意を払うことが重要です。遊ぶ時は、床などで遊ぶ、抱っこしたまま歩かない、ソファーのは載せない、事が事故を未然に防ぐことになります。骨折は、通常前足です。手術が必要で費用は、おおよそ15万円ぐらいです(病院によって違います)人間と同じく折れた部分にプレートを当ててビス止めします、何か月後に、再度プレートを外すことになります。そうするとわんちゃんは動きにくく多少ストレスになったり甘えん坊になったりします(可哀そうでついつい甘やかしてしまいますよね)しつけの段階でこれをやってしまうと多少しつけに時間がかかるようになるでしょう。また、足の筋肉も付けられないままで肢の筋肉は、関節を守る役割があり、散歩が不可欠となります。また、2番目に多い事故は、誤飲です。ボタンの様な大きさと形が遊んでいるうちに飲み込んでしまうケースで、上からと下から、出ないとメスを入れろ事になります。つらい思いをした後でさらに開腹手術、これはかわいそうですね。わんちゃんが悪いのではなく飼い主様側の問題だと思います。

新しく仔犬をお迎えした日から  お散歩について

初めてのお散歩について

1.お散歩デビューは混合ワクチン2回接種後2週間後の設定をしています。しかし、早くに人間社会に慣れるために、当店では、抱っこ散歩を推奨しています。連れた帰ったその日からでも、体調が悪くなければ(気温に注意して)抱っこをしてお家の周り(散歩しようかと思っているコース)を歩きます(抗体が出来ていませんので、地面には下ろしません、また、色んな物の接触は避けます)車の音や日の光、暖かさ、匂いや、他の人間や動物たちを見せたりして人慣れ物慣れをしていただきます。これは、家族の人以外の人や動物も怖くない事を教えるためです。この抱っこ散歩を繰り返し行い、抗体ができたとされる2回目のワクチンから2週間後に、初めてお外で歩かせます、でも、まだ、怖くて、歩けない仔犬もいます。先ずは、抱っこをして10メートル先まで行き、地面におろして、お家に帰ります。(自分のテリトリーには早く帰りたい)ので歩いて帰ります、次は20メートル先から帰ります、50メートル先から帰ったら、今度は、お家から、本格的にお散歩します。何にしても、少しずつ何回も時間をかけることが重要です。あわてる必要はありません焦らずゆっくりと根気よく行います。また、お散歩の時はリードは短く持ちます。(あちらこちら行かないように)初めは飼い主様が、わんちゃんを気にして見ていますが、だんだんと慣れてくると、わんちゃんが飼い主様を見始めて歩幅を合わせるようになります。わんちゃんは人の右側です。季節によって道の端に除草剤が撒かれている事もありますので十分に注意が必要です。(拾い食いはさせない様に)行きそうになったらリードを軽く引きます。

 

狂犬病ワクチンについて

狂犬病は人を含めた全ての哺乳類が感染する可能性がある伝染病です。感染した場合、100%死亡するとされています。国内では1957年以降発症はありませんが、海外では未だに猛威を振るっています。海外に行って狂犬病にかかったわんちゃんに噛まれて、帰国後発症後亡くなるケースもあります。日本では、2005年に犬等の輸入時の検疫制度が改正されています。日本は、島国なので国外から持ち込ませない事が重要です。狂犬病予防法では生後90日を過ぎた日から毎年1回狂犬病予防接種を受けなければならないとされています。狂犬病予防接種は法律で決められていますので必ず受けて下さい。(可愛いわんちゃんの為、全ての哺乳類の安全の為)

仔犬を迎えた日からNo1(初日)

仔犬を迎える準備も出来、お迎えまでの間の面会(ふれあい&お勉強)も済みいよいよ、お迎えとなりました。

連れて帰ったら、まず、サークルに入れて、お水を飲ませ、一旦落ち着かせましょう。次に、サークルの中で、フードを(5g)与えます。これは、新しい飼い主様からおいしい物を貰うという行為をしていただきます。通常の食事は一日2回ですが、連れて帰った日だけ(5g)多い事になります。ご飯を食べた後は早速トイレトレーニングの始まりです。トイレトレイの上でくるくる回り、上手くトイレで出来た時にだけ思いっきり褒めてあげましょう。失敗しても、怒らない事です(怒ると、その行為が怒られると思い隠れてするようになります)トイレが旨く出来てほめた回数で、トイレを覚える期間が決まると言っても過言ではありませんね。おしっこをするタイミングとしては、まず、①ご飯を食べた後②寝ていて起きた時③サークルからお部屋に出た時、にしようとしますので、この3つでしつけをして下さい。③のサークルからお部屋に出た時、これは、マーキングです。自分の匂いを付けて縄張り作りをします。少しの量を何回もしますので、しっかり除菌、消臭剤でふき取って下さい。わんちゃんの嗅覚は、人間の100万倍と言われていますので、人間の嗅覚では判らなくても、わんちゃんには判っていますのでそこそこお部屋に匂いが付いたら、トレイで、するようになります。連れて帰って5g食べて、トイレトレーニングも終わったら、お部屋に出します、最初は、20分出したら、サークルに戻して、2時間寝かせます。新しいお家に慣れるために2時間寝かせます。これを初日は、何回か繰り返します。(サークルに入れている時は相手をしない事、背中を向けるか、お部屋から出ます)夜になって寝かせる時は、サークルにカバーなどを掛けて見えなくします(暗くするわけではなく見えなくしますので、薄い生地の物でいいでしょう。少しでも開いていると、遊んでほしくて寝なくなります。)カバーを掛けて寝かせたら朝までほおっておきます。(テレビの音やおしゃべりは普通の状態でお願いします。飼い主様が合わせるのではなく、わんちゃんが飼い主様に合わせることが大事です。