幼犬時の事故について、幼犬の時は、怖いもの知らず、また、興味本位で、通常では考えられない事を平気でしたりします。事故で一番多いのは骨折で、1歳から2歳までが多く、特に1歳までは要注意です。ソファーの上から飛び降りたり、抱っこしている時に飛び降りたり、怖いことがまだ分からず、そこに行きたいと思えば何のちゅうちょもないまま、飛んで行ってしまいます。本人はまるで悪気はなく、そこに行きたいから行くだけの事なので、飼い主様が、十分は注意を払うことが重要です。遊ぶ時は、床などで遊ぶ、抱っこしたまま歩かない、ソファーのは載せない、事が事故を未然に防ぐことになります。骨折は、通常前足です。手術が必要で費用は、おおよそ15万円ぐらいです(病院によって違います)人間と同じく折れた部分にプレートを当ててビス止めします、何か月後に、再度プレートを外すことになります。そうするとわんちゃんは動きにくく多少ストレスになったり甘えん坊になったりします(可哀そうでついつい甘やかしてしまいますよね)しつけの段階でこれをやってしまうと多少しつけに時間がかかるようになるでしょう。また、足の筋肉も付けられないままで肢の筋肉は、関節を守る役割があり、散歩が不可欠となります。また、2番目に多い事故は、誤飲です。ボタンの様な大きさと形が遊んでいるうちに飲み込んでしまうケースで、上からと下から、出ないとメスを入れろ事になります。つらい思いをした後でさらに開腹手術、これはかわいそうですね。わんちゃんが悪いのではなく飼い主様側の問題だと思います。
月別アーカイブ: 2024年10月
新しく仔犬をお迎えした日から お散歩について
初めてのお散歩について
1.お散歩デビューは混合ワクチン2回接種後2週間後の設定をしています。しかし、早くに人間社会に慣れるために、当店では、抱っこ散歩を推奨しています。連れた帰ったその日からでも、体調が悪くなければ(気温に注意して)抱っこをしてお家の周り(散歩しようかと思っているコース)を歩きます(抗体が出来ていませんので、地面には下ろしません、また、色んな物の接触は避けます)車の音や日の光、暖かさ、匂いや、他の人間や動物たちを見せたりして人慣れ物慣れをしていただきます。これは、家族の人以外の人や動物も怖くない事を教えるためです。この抱っこ散歩を繰り返し行い、抗体ができたとされる2回目のワクチンから2週間後に、初めてお外で歩かせます、でも、まだ、怖くて、歩けない仔犬もいます。先ずは、抱っこをして10メートル先まで行き、地面におろして、お家に帰ります。(自分のテリトリーには早く帰りたい)ので歩いて帰ります、次は20メートル先から帰ります、50メートル先から帰ったら、今度は、お家から、本格的にお散歩します。何にしても、少しずつ何回も時間をかけることが重要です。あわてる必要はありません焦らずゆっくりと根気よく行います。また、お散歩の時はリードは短く持ちます。(あちらこちら行かないように)初めは飼い主様が、わんちゃんを気にして見ていますが、だんだんと慣れてくると、わんちゃんが飼い主様を見始めて歩幅を合わせるようになります。わんちゃんは人の右側です。季節によって道の端に除草剤が撒かれている事もありますので十分に注意が必要です。(拾い食いはさせない様に)行きそうになったらリードを軽く引きます。
狂犬病ワクチンについて
狂犬病は人を含めた全ての哺乳類が感染する可能性がある伝染病です。感染した場合、100%死亡するとされています。国内では1957年以降発症はありませんが、海外では未だに猛威を振るっています。海外に行って狂犬病にかかったわんちゃんに噛まれて、帰国後発症後亡くなるケースもあります。日本では、2005年に犬等の輸入時の検疫制度が改正されています。日本は、島国なので国外から持ち込ませない事が重要です。狂犬病予防法では生後90日を過ぎた日から毎年1回狂犬病予防接種を受けなければならないとされています。狂犬病予防接種は法律で決められていますので必ず受けて下さい。(可愛いわんちゃんの為、全ての哺乳類の安全の為)
仔犬を迎えた日からNo1(初日)
仔犬を迎える準備も出来、お迎えまでの間の面会(ふれあい&お勉強)も済みいよいよ、お迎えとなりました。
連れて帰ったら、まず、サークルに入れて、お水を飲ませ、一旦落ち着かせましょう。次に、サークルの中で、フードを(5g)与えます。これは、新しい飼い主様からおいしい物を貰うという行為をしていただきます。通常の食事は一日2回ですが、連れて帰った日だけ(5g)多い事になります。ご飯を食べた後は早速トイレトレーニングの始まりです。トイレトレイの上でくるくる回り、上手くトイレで出来た時にだけ思いっきり褒めてあげましょう。失敗しても、怒らない事です(怒ると、その行為が怒られると思い隠れてするようになります)トイレが旨く出来てほめた回数で、トイレを覚える期間が決まると言っても過言ではありませんね。おしっこをするタイミングとしては、まず、①ご飯を食べた後②寝ていて起きた時③サークルからお部屋に出た時、にしようとしますので、この3つでしつけをして下さい。③のサークルからお部屋に出た時、これは、マーキングです。自分の匂いを付けて縄張り作りをします。少しの量を何回もしますので、しっかり除菌、消臭剤でふき取って下さい。わんちゃんの嗅覚は、人間の100万倍と言われていますので、人間の嗅覚では判らなくても、わんちゃんには判っていますのでそこそこお部屋に匂いが付いたら、トレイで、するようになります。連れて帰って5g食べて、トイレトレーニングも終わったら、お部屋に出します、最初は、20分出したら、サークルに戻して、2時間寝かせます。新しいお家に慣れるために2時間寝かせます。これを初日は、何回か繰り返します。(サークルに入れている時は相手をしない事、背中を向けるか、お部屋から出ます)夜になって寝かせる時は、サークルにカバーなどを掛けて見えなくします(暗くするわけではなく見えなくしますので、薄い生地の物でいいでしょう。少しでも開いていると、遊んでほしくて寝なくなります。)カバーを掛けて寝かせたら朝までほおっておきます。(テレビの音やおしゃべりは普通の状態でお願いします。飼い主様が合わせるのではなく、わんちゃんが飼い主様に合わせることが大事です。
かむことについて
犬は、(かむ)事が大好きです
人は、何かに興味を持った時、それを手に取って確かめます。
わんちゃんの場合、匂いを嗅いたり、口を使って確かめようとします。
特に、好奇心の強いわんちゃんであれば、くわえて、かんで、それが何かを知ろうとします。かむという行為は、わんちゃんにとって「知りたい、遊びたい、退屈だ、、」などの好奇心や本能の表れです。 また、あごの発達を良くしたり、心を落ち着かせることにもつながります。長くかむ事で幸せを感じたり、ストレス発散の効果があると言われています。
人との生活の中で暮らす事が当たり前になり、「吠える、走って追いかける、捕まえて噛むといった本能を満たす機会が少なくなってきています。
本能的に噛むという行為が飼い主を困らせる行動になっていますが、このかむ行為には、必ず理由があり、全てを問題行動として扱うのではなく、理由を理解し、適切な対応により、噛みたい欲求を満たす事が、幸せにどうつながるかを考えることが大切です。噛んでいい物とそうで無い物を決めます。嚙む為のおもちゃを選ぶ時は大きさや硬さなど、わんちゃんにあった物を選びましょう。こうした遊びを増やすことで飼い主を困らせることが減り、愛犬との信頼関係を築くことにつながります。
かむ事で、本能や好奇心が満たされ、ストレス発散に役立ちます。
かむ事で、副交感神経が優位に働く事で、脳えの血流が増加し脳の働きが活発になり脳の老化防止にも役立つと言われています。
かむ事で、ほかのワンちゃんとのコミュニケーションに役立ちます
わんちゃんには、言葉の代わりに、ボディランゲージで相手に気持ちを伝えます。犬社会のルールを学ぶ(いやなことをしてきた相手に、歯を当てたりして気持ちを伝えます)
かむ事で、唾液がたくさん出て、病原菌などの侵入を防いだり、おもちゃ、ロープなどをかむ事で歯磨き効果もあります。
仔犬を迎え入れるまでの準備
仔犬を迎え入れる前にやっておかなければいけない事があります
①仔犬に慣れる事。
当店の場合注文書を書いて頂き、子犬のお迎えの日にちを決めて頂きます。
お迎えまでに、出来るだけわんちゃんに会いに来ていただき、子犬と触れ合ってください、名前が決まれば名前を呼びながら遊びます。これは、ワンちゃんに新しい飼い主様の匂いを覚えて頂くためです。また飼い主様は、ワンちゃんの扱い方(抱っこの仕方)遊び方や危険防止を覚えて頂きます。こうする事によって、連れて帰った日、ストレスになりにくく夜はあまり泣かない為です(急に連れて帰ると、初めて見る世界と、知らない匂いでストレスになりがちです)また、お家の匂いの付いた物(ぬいぐるみ、タオルなど)をお持ちいただきワンちゃんと一緒に置いておきます。そうすることで新しいお家の匂いもあり、Pyunaの匂いもある状態でワンちゃんと一緒に連れば、ストレスも大分軽減されます。
②お家での準備
先ずは、床を滑らない様にタイルカーペットを敷きます。(畳はNGです)これは、子犬の時は成長期の為、滑って関節を傷めない様に、また、どこからか落ちた時の危険回避となります
誤飲を防ぐための対策、口に入りやすい大きさのものは全て、上の届かないところに上げておきます、ぶつかっても大丈夫な用にカバーを付ける(怪我しない様に)
サークルの設置場所は、直接日の当たらない所とエアコンの風も直接当たらない所がベストです。
階段は、基本上らせない方が良いです。上る事は出来ますが、頭が重いために、前のめりになって、落ちそうで危ないですね、階段から落ちたら大変な事になり兼ねません。ゲートを上手く使いましょう。
仔犬の時は、怖いもの知らずですので、急に飛び出したりします。1歳で人間でいう20歳になります。それまでは、十分に気を付けてあげてください。(段差も注意)
一番多いのが骨折、2番目が誤飲です。
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